当店ではFUTAGAMIと言うメーカーの照明を扱っています。富山の職人が手がける真鍮製のランプです。

このランプを購入されるお客様に必ずと言って良いほどお伺い頂くのは「明るさはどうなんでしょう?」と言うご質問。

今回、実際に映像を撮影し、解説してみました。

うまく説明が出来ていないかもしれませんので、以下で補足させて下さい(笑)

 

FUTAGAMIの照明に付属している電球はE17 , 60Wのものです。ダイニングルームでこのメーカーの照明を検討されている方でしたら、大体の広さが何畳なのかが解っていると、イメージがしやすいかと思います。

例えば、ダイニングがおおよそ8畳くらいだと、一般的に320W位の照明が必要だと言われています。そうすると、FUTAGAMIの照明を2灯使用したとしても60W×2灯=120Wと言う事になるので、一般的な観点から比較すると「暗い」と言う事になります。

ペンダントランプはタイプや形状にもよりますが、そのランプより下部を優しく照らすモノが多いと思います。要するに、天井に丸い蛍光灯を付ける{シーリングライト}と、大きく役割や機能が異なると言う事です。

始めてペンダントランプを購入される方や、ご新築で設計士様と{照度}の事まで詳しくご相談されていない方は、ランプを設置した後、「暗い!!」と感じる方が多いように思います。

「慣れれば問題ない」と言う方もいますが、「光(明るさ)」って意外とストレスになることも多いですよね。なのでcoshaでも照明をご検討されているお客様には出来る限り、詳しくお話をお伺いしたいと思っています。

 

私個人は明るい部屋の方が好みなので、明るさを確保する為の照明と、雰囲気を楽しむ照明を両方使用しています。作業をする時は明るい昼光色のライトを使い、夜が深くなれば、電球色のランプの方に切り替えると言う方法です。

 

照明は勉強しても限りなく奥が深いです(笑) しかしながら、少しでもお客様の悩みや理想に寄り添えると良いなと思っています。

 

 

伊藤

 

今日、スタッフ間の会話の中で「カラーの御提案などは、どの様に考えてお客様にお伝えするのですか?」と言う話題になりました。

この場合の「カラー」と言うのは、お洋服の事であったり、椅子の木材(張り地との組み合わせ)であったり、ラグと家具の組み合わせであったりの事です。

 

私は販売員を「お客様が、本当に気に入ったモノに行き着くまでのサポーター」だと思っています。販売の仕事を17年程重ねて感じることは、こちら側の経験や考え方と言うのは、「お客様の”好き”を明確にするための、補助輪の様なもの」なのかなと思っています。

 

私も含め、自分の好きなモノや世界観って、実はもの凄く曖昧なものです。(だと思っています)

例えば、「お洋服は黒が好き!」と言っても、実際持っているお洋服は「ネイビー」の方が多く、コーディネートも実はネイビーの方が得意だったり、黒を買うものの、着なかったり。「アンティークの家具が好き!家の中の家具を全てアンティークのものにしたい!」と思っていても、実際に色んな家具を見たり触ったりすると、「やっぱり清潔感のあるものが良いから、アンティーク調の新品家具の方が、自分の生活スタイルには合うし、満足感も高い!」と言う結論に行き着く事もあります。

しかし一方で、会話の末行き着いた「好きの答え」が絶対でも無いなとも思っています。(絶対は無いと私は自分に言い聞かせている)

もちろん、”この瞬間、この時点での答え”は結論として出します。

じゃー何が正解なの?と言うことになりますが、私の現時点の考えでは、お客様が購入した後、どんな感情になるかを自分自身で観察頂き、「あぁ、良いもの買ったな~(*´ω`*)最高の気分だな~(^^)お買い物って楽しいなぁ~」と言う、ごくごくシンプルな感情に行き着いて頂けるかどうか、だと思っています。

 

ある意味、絶対的な答えの無い事だからこそ、シンプルな所に立ち返る様にしています。それを販売員が、細かく、何回も重ねて行くことで、お客様が少しでも安心してお買い物が出来るお店、場所に成れるのでは無いかと思っています。

どこにいても、何でも買える今だからこそ、実店舗を構え、そこに生身の販売員がいる良さを感じて頂けるお店を追求していきたいです。

でわでわ

 

伊藤

 

 

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