四季の移ろいを五感で味わう、凛とした美しさと温もりが共存する和の空間
愛媛県松山市に暖簾を掲げる『日本料理 義若』様の、店舗設計から内装施工、そして空間を彩るインテリアコーディネートまでを一貫して担当させていただきました。
日本料理において、お料理の味や器の美しさはもちろんのこと、お客様が過ごす「空間そのもの」も最高のおもてなしの一部となります。本プロジェクトでは、日本の伝統的な美意識である「引き算の美」を大切にしながら、cosha(コーシャ)がこれまで培ってきたモダンな空間デザインのノウハウを融合。日常の喧騒から離れ、旬の食材が織りなす繊細な味わいに静かに向き合える、凛とした空気感と居心地の良さを兼ね備えた上質な和のダイニング空間を創り上げました。
■ 名店を裏打ちする4つの店舗設計・施工ポイント
1. 料理人の手元と旬の食材を美しく魅せる「照明計画」
日本料理において、カウンター越しに見える板前の包丁捌きや、美しく盛り付けられた四季折々の一皿は、お客様にとって最高のエンターテインメントです。『日本料理 義若』様では、お料理の瑞々しさや器の質感が最も引き立つよう、演色性の高い照明をピンポイントで配置しました。同時に、空間全体の照度(アンビエントライト)は少し落とすことで、落ち着きのある洗練された雰囲気を演出し、視線が自然とお料理へと向かうような緻密なライティングを施しています。
2. 和の趣を深める「ポーターズペイント」のテクスチャー
空間を包み込む壁面には、coshaが自信を持ってご提案する自然塗料「ポーターズペイント」を採用しました。日本の伝統的な土壁や漆喰を彷彿とさせる、職人の手仕事による豊かな刷毛目(はけめ)と質感が、和の空間に極上の温もりと深みを与えます。松山の柔らかな自然光や、夜の落ち着いた間接照明の光を優しく受け止め、時間帯によって微細に変わる陰影が、高級感と安らぎを同時に演出します。
3. おもてなしの舞台となる「オリジナル造作什器」
日本料理店の要とも言える一枚板のカウンターは、お客様と料理人が対座する大切な「舞台」です。手触りの良さや木目の美しさを厳選し、お客様がゆったりとくつろげる高さと奥行きをミリ単位で調整して造作しました。また、厳選された日本酒を並べるボトルディスプレイや、美しい和食器を収納するバックヤードの棚類も、空間の寸法と用途に合わせてゼロから設計。既製品にはない圧倒的な一体感が、店舗全体の格を高めています。
4. 居心地と機能性を両立した「動線・ゾーニング設計」
お客様に心からくつろいでいただくためには、スタッフの無駄のない動きと、プライベート感の確保が不可欠です。厨房から客席へのスムーズな提供ルートはもちろんのこと、カウンター席とテーブル席の配置バランス、視線が交差しすぎないようなパーテーションの工夫など、デザイン性だけでなく飲食店としての機能性(オペレーション効率)を徹底的に計算。ピーク時でも上質でスマートなおもてなしが可能なレイアウトを実現しています。
■ おわりに
愛媛県松山市という、海と山の幸に恵まれた食文化の豊かな街で、『日本料理 義若』様が地域の方々や美食家に深く愛され、名店として末永く歴史を重ねていかれることを心より願っております。
coshaでは、カフェや洋食店だけでなく、高度な意匠と専門的な設備が求められる日本料理店、寿司店、割烹などの和風飲食店の店舗設計・施工も数多く承っております。愛媛県内で飲食店の新規開業やリニューアル改装をご検討の際は、オーナー様の料理への想いをカタチにし、集客力とブランド価値を高める唯一無二の空間をご提案する私たちに、ぜひご相談ください。










































