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今日、スタッフ間の会話の中で「カラーの御提案などは、どの様に考えてお客様にお伝えするのですか?」と言う話題になりました。

この場合の「カラー」と言うのは、お洋服の事であったり、椅子の木材(張り地との組み合わせ)であったり、ラグと家具の組み合わせであったりの事です。

 

私は販売員を「お客様が、本当に気に入ったモノに行き着くまでのサポーター」だと思っています。販売の仕事を17年程重ねて感じることは、こちら側の経験や考え方と言うのは、「お客様の”好き”を明確にするための、補助輪の様なもの」なのかなと思っています。

 

私も含め、自分の好きなモノや世界観って、実はもの凄く曖昧なものです。(だと思っています)

例えば、「お洋服は黒が好き!」と言っても、実際持っているお洋服は「ネイビー」の方が多く、コーディネートも実はネイビーの方が得意だったり、黒を買うものの、着なかったり。「アンティークの家具が好き!家の中の家具を全てアンティークのものにしたい!」と思っていても、実際に色んな家具を見たり触ったりすると、「やっぱり清潔感のあるものが良いから、アンティーク調の新品家具の方が、自分の生活スタイルには合うし、満足感も高い!」と言う結論に行き着く事もあります。

しかし一方で、会話の末行き着いた「好きの答え」が絶対でも無いなとも思っています。(絶対は無いと私は自分に言い聞かせている)

もちろん、”この瞬間、この時点での答え”は結論として出します。

じゃー何が正解なの?と言うことになりますが、私の現時点の考えでは、お客様が購入した後、どんな感情になるかを自分自身で観察頂き、「あぁ、良いもの買ったな~(*´ω`*)最高の気分だな~(^^)お買い物って楽しいなぁ~」と言う、ごくごくシンプルな感情に行き着いて頂けるかどうか、だと思っています。

 

ある意味、絶対的な答えの無い事だからこそ、シンプルな所に立ち返る様にしています。それを販売員が、細かく、何回も重ねて行くことで、お客様が少しでも安心してお買い物が出来るお店、場所に成れるのでは無いかと思っています。

どこにいても、何でも買える今だからこそ、実店舗を構え、そこに生身の販売員がいる良さを感じて頂けるお店を追求していきたいです。

でわでわ

 

伊藤

 

 

先日、松山市天山にオープンされた、「 THE BED ROOM SHOP sanbun_no_ichi」様にユニフォームを納品させて頂きました。

今回制作させて頂いたユニフォームはこちら→

今回もsanbun_no_ichi様とのミーティングが毎回楽しく、非常に充実した毎日を送らせて頂きました。お二人の人柄に支えられました。本当に感謝しております。

 

私がユニフォームを制作させて頂く際、いつも心に置いている事は、「働いている時間が楽しい時間になるように」と言う事。

お仕事をされている人は、人生の大半を職場で過ごしていると思います。出来るならば、その場所にいる時間、仕事に従事している時間が「楽しいもの」になればと良いと思っています。

仕事は厳しいもので、楽しさを求めるものじゃ無いって言う意見もあるかもしれませんが、私は「お洋服の力」って凄まじいものがあることを、実感しています。

例えば、人の第一印象は「視覚、聴覚、言葉」で決まると言われています。またその中で「視覚」の占める割合は55%なんだそうです。

 

という事は、

視覚=おしゃれ!清潔感!かっこいい!かわいい!

聴覚、言葉=気持ちの良い挨拶!丁寧な言葉使い!

が揃えば、第一印象は素晴らしいものになるのでは無いかと思います。

 

実際、私自身も、社内スタッフが笑顔で「ユニフォーム凄くかっこいいって言われたよ!」と言うことを頻繁に耳にすると、とっても気分が良いですし、単純に嬉しいです。スタッフも褒められる事によって、会話が弾むきっかけになるかもしれません。

 

また、「ブランド」って大事だと思っています。ユニフォーム(制服)=ブランドだと私は思っています。

もちろん、大事なのは服の方では無く、「着る人」の方です。

しかし、その両方が揃った時のインパクトと言いますか、カッコ良さというものは、「あぁあああ… 素敵だなぁ…」と心が動かされます。

 

皆様も心当たり無いでしょうか。例えば、星を獲得しているようなホテルのドアマンの制服がかっこよく見えたり、また、おしゃれなカフェスタッフのユニフォームが可愛く見えたり。

そんな時って、「かっこいいな~(かわいいな~)」と同時に、嫉妬と言うか、憧れと言うか、それを来ている人が、羨ましく思ったりしませんか?そこのスタッフを見て「なんか好きなことやっているんだろうな~」って思ったりしませんか?

ユニフォームには、そういう役割もあると思います。

大切なのは「服」では無く、それを着る「人」です。しかし、その「人」が、気分が高揚したり、嬉しい気持ちになりやすい服ってあると思います。袖を通すだけで気持ちが引き締まる服ってあると思います。

 

それを着る人が、それを着られる事自体が「誇り」と思って頂けるようなものを、この松山市で制作していきたいと思っています。

 

ユニフォーム制作のご相談はお電話でもメールでも受け付けております。少量の制作でもお気軽にご相談下さい。

 

cosha

電話 089-921-3121

メール contact@cosha.jp

 

 

伊藤

 

 

 

 

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